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● なぜ大口融資が可能なのか


通常の消費者金融の融資額は50万が一般的です。消費者金融は銀行に比べ金利が高いのが欠点ですが、審査が早く、即日から数日で銀行口座に振り込んでくれるという利点があります。

しかし、銀行のようにじっくりと返済可能な人物、環境であるか審査できる訳ではありませんから、消費者金融も貸し倒れというリスクを負います。特に消費者金融は、よほどの事でないと保証人をとらないのが売りの一つですから、リ
スクは更に高くなります。

保証人がいれば。とも思いますが、都合の良い保証人がみつかり、お金を借りるのは急がなくてよい。という人は金利の安い銀行から借りればよいのですから、消費者金融は借り手がいないままです。
その為銀行には無い、素早い審査、保証人不要というサービスで顧客を獲得したいのですが、前記の通り、リスクも高い為、金利は高く、限度額も少なくなってしまいます。

しかし、最近になり、200万円以上の大口融資が可能な消費者金融会社が増えています。消費者金融の利用者は個人が圧倒的に多く、銀行からお金を借りる(融資を受ける)のは、企業が主でした。ところが長い不況で、企業が設備投資や従業員を増やすのを控えている為、銀行は融資先が無くなり、利益をあげるのが難しくなっています。

銀行はお金を貸し、その利子で利益を上げる商売ですから、どこかにお金を貸さなくては商売になりません。そこで個人が気軽にお金を借りやすい、消費者金融業に目を付け、大手の銀行が次々と消費者金融に参入しているのです。

実は大口融資が可能な消費者金融は、ほとんどが大手銀行系の消費者金融なのです。そして利益を上げている金融業を目の当たりにして、新たに参入しているのが、資金力の豊富なIT企業系の巨大グループ企業です。

一昔前は、消費者金融といえば、武富士やアコム、アイフル、レイクといった、いわゆるサラリーマン金融(サラ金)が主でしたが、現在では、モビットやアットローン、DCキャッシュワンなどの資金力が豊富で、お金を貸すことが本業である大手銀行系列の消費者金融や、ソフトバンクで有名なSBIグループのイコール・クレジット、楽天グループの楽天クレジットなど、近年、急激に利益を上げているIT企業などが、次々と消費者金融業に参入し、顧客の獲得が激化しています。

これらの新興消費者金融は、銀行の長期ローンに比べると高いですが、従来の消費者金融に比べて安い金利と、豊富な資金力を背景にした、高額な限度額で、顧客を増やしているのです。この為、以前に比べ、低金利で大口融資が可能な消費者金融が増えているのです。





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